Friday 3 March 2017

Custom Burning 1997年2月号 Ace Cafe Reunion レポート

いやいや、もう20年前になるなんてちょっと信じられないですね〜。なんと1997年1月に発売された雑誌「Custom Burning」2月号に1996年に9月にイギリスはブライトンで行われたエースカフェリユニオンの記事を書かせていただきました。

当時私は地元横浜にあったイギリス旧バイク関連のお店「エースクラシック」で働いていて、月に一回お店の新聞を発行しお客さんに配っていました。その新聞をカスタムバーニングの編集部にも送ったところ、私がエースカフェリユニオンに行くことを知り、是非記事を書いて欲しいとのこと。エースクラシック新聞を書くのは好きだったけど、まさか雑誌に記事を書くことになるとは夢にも思っていませんでした。

そしてこれがその時の雑誌と記事です。昔見たという人も初めて見るという人も今一度お楽しみください。

カスタムバーニング Vol.5 (1997年2月号) 表紙


「1996 エースカフェリユニオン レポート」by me!


写真、文章、全部私です。



この日で撮った写真の中で一番のお気に入り。
ROCKERはブライトンに住むROCKIN’ROBIN


この赤いトライアンフも金のトライアンフも20年経った今でも
女性ロッカー、トレイシーとサラが所有して乗っております。


恥ずかしながら自分のイラストレポート。
今思うとちゃんと絵の具で着色すればよかったと。
この時はまだレザーガールとは名乗っていなかったので
「オリーブ村上」となっております(笑)
しかもラッキーなことにVICTORY MOTORCYCLESの店長のサンダーバードに
乗せてってもらえたので、イラストも楽しく描けました。



この記事のおかげでエースクラシックは急に大忙しになりました。
全国各地からお客さんも来るようになりました。
「カスタムバーニング」様さまです。


この後、カスタムバーニングにはあと2回記事を書かせてもらいましたので、またそのうちこちらで紹介します。

Friday 3 February 2017

50th Anniversary of Joe Meek's Death

今日2月3日はイギリスの音楽プロデューサーJOE MEEKの命日で、亡くなった1967年から今年でちょうど50年にあたります。2月3日というとほとんどの人がBUDDY HOLLYの命日を思い浮かべると思いますが、ブリティッシュ・ロックンロール大好きな私はやっぱりJOE MEEKを偲びますね。

JOE MEEKの代表作はなんと言っても1962年にリリース、大ヒットした「TELSTAR」by THE TORNADOS。アメリカのチャートでイギリスのバンドでは初の1位獲得と快挙を成し遂げました。



昔、古い方のブログでも紹介しましたが、彼のバイオグラフィー映画「TELSTAR - The Joe Meek Story」が2008年に制作されました。DVDで発売されていますので、これを見れば彼の生い立ちがほぼ分かります。


私の旧ブログでも紹介してますが、このJOE MEEKのスタジオはノース・ロンドンのHOLLOWAYという町にあり、住所は304 Holloway Road。私が働いている会社のお店の3件隣です。スタジオがあった建物の壁にはプラークがあります。



私、今日はお休みなので1日JOE MEEKデーとして、JOE MEEK関連のDVD 2本立てにCD 3組(なぜか全部2枚組)を聞きますよ〜♪



映画「LIVE IT UP」はかなり大好きな1963年のイギリス映画です。JOE MEEKの音楽満載。HEINZもトライアンフを乗ってたり、GENE VINCENTも登場したりと、絵的、音楽的にも私にはググっと来ます。そのうち詳しく紹介します。

「TELSTAR - The Joe Meek Story」の方は昔、旧ブログに紹介してますので、よかったら見てください。
http://leathergirl.blog37.fc2.com/blog-entry-108.html

では最後に特にJOE MEEKサウンドの中でも大好きな曲をお届け。1959年、Golden Cage - John Fraser。


Sunday 1 January 2017

Happy New Year 2017

またまたご無沙汰していたら年が明けてしまいました。
皆様、新年明けましておめでとうございます!

インスタグラムは写真一枚にちょっとコメントを付け加えてと簡単なので盛んにやっていますが、ブログとなるとカメラから写真を取り込んで、ウォーターマークを付けて(無断転載防止のため)、文章を書いてとかなり手間と時間がかかります。

なので今年はインスタと今までのブログの中間くらいのレベル程度で、もう少し頻繁に投稿できたらと思います。

ちなみにこちらが私レザガのインスタグラム2016 BEST 9の写真。見事に全部バイクの写真。しかも小豆号(TRIUMPH Speed Twin)がほとんど。一枚だけシイ子(BSA C15)が入りました。私的にはシイ子ちゃんの方がロッカーズなバイクなのでかなり好きなんですけど、やはり一般的にはトライアンフが人気なんですね。


それでは2017年も皆様にとってロッキンローリンな年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2017年1月1日 Leather Girl HIROKO

Friday 16 September 2016

2016 September - Rockers Meet at Clapham Common

今年の6月から始まったサウスロンドンのClapham Commonで行われる月一回のロッカーズ・ミーティング。第一回目は行く気満々だったけど急用で行けなくなり、今月ようやく参加出来ました。

家を出る前に地図を見て、なんとなく行き方を把握。自分はノースロンドンに住んでるので、このミーティングの場所に行くのはどちらかと言うと苦手。もうすぐ着くだろうと思うところで、道を間違えたような気がしてUターン。止まって携帯で地図を見ようと思ったら、なんと携帯家に忘れるという失態!仕方がないので、またUターンして向かっていた道にまた戻る。

目的地のClapham Commonは広い公園で、ミーティング場所は公園内にあるTea Hut(日本で言うとコーヒースタンドかな)。なんとかClapham Commonは見つかったけど、公園内にはいくつか道があるので、今度はそこにたどり着けるかが問題。案の定間違った道を行ってしまい、すかさず歩行者を捕まえてうる覚えの道の名前を頼りに、ようやくTea Hutが見つかった!

昔は携帯に地図(しかもGPS付き!)なんてなかったから、それこそLondon AZ地図を持ち歩いて、それでどこでも行ったのに、便利なことに慣れるって怖いことだなと思った。


ミーティングの場所は公園内の池の隣にあるコーヒースタンド。
夜7時からのミーティングに1時間遅れて私の小豆号も仲間入り。

ロッキン友達Daveのトライアンフ3TA

このミーティングの主導者John(左)とBattersea RockersのBob(中)

私の新しいPacto Helmetsの赤黒ヘルメットとMelのEveroakヘルメット(左)

背中のThunderbirdペイントがカッコイイ、トライトンを蹴るMark

こちらがTea Hut。ドリンク以外にも軽食もあります。

この日は割と暖かかったので、外でのミーティングも気持ちがよかった。


Markのトライトン


これからどんどん寒くなって行くので、たぶん10月が今年で最後のミーティングになりそう。その後はまた春になったら。

Thursday 8 September 2016

1996 September - Bar Italia

さて、前回の続きです。あんまり写真はないのであしからず。

イスリントンの「The Old Queen's Head」を出て、向かうはソーホーにある「Bar Italia」。
Essex Road→Upper Street→St. John Street→Rosebery Avenue→High Holborn→Shaftesbury Avenue→Dean Street→Old Compton Street。最後は一方通行のFrith Streetを逆走して目的地の「Bar Italia」です。

「Bar Italia」は1949年創業、同じ家族3世代に渡り、今もそのままの佇まいで根強く営業しています。この辺もかなり開発されて、この「Bar Italia」のように昔からあるお店も悲しいことにほとんど残っていません。ジャズクラブで有名な「Ronnie Scotts」も同じ通り、「Bar Italia」のほぼ向かいにあります。

話しが逸れましたが、この夜はマーク・ウィルスモアのトライアンフの後ろに乗って「Mean Fuckers」とロンドンの街中を走るという貴重な体験をさせていただきました。この時のことはあんまり覚えていないけど、きっと彼らのこと、結構飛ばしていたのでは。


「Bar Italia」の前にて。昔から変わらないネオンサイン。

カフェの(斜め)前にバイクがスラリ。

私をバイクの後ろに乗せてくれた、エースカフェのオーナー、マークウィルスモア



お茶を飲んだ後は解散。たぶん夜中の12時過ぎです。

Thursday 1 September 2016

1996 September - Meet The Mean Fuckers

何年か振りにブログ復活!

気が付けば20年前の1996年私のロッカーズ・ライフが始まりました。これからまた今までの貴重な思い出をブログに残して行こうと思い立ちました。20年前はインターネットなど無かったので、自分が働いていた横浜のロッカーズのお店「エースクラシック」ではブログ代わりに手書きの新聞を毎月発行してました。それと同時に雑誌「カスタムバーニング」さんとは縁があり、イギリスのイベントについて何度か記事も書かせていただきました。当時の白黒コピーの新聞ではとても分かりづらかった写真もこのブログにてカラーでお楽しみいただけると思います。

復活第一弾は今年で結成30周年を迎えたロンドン中心のモーターサイクル・クラブ「MEAN FUCKERS」に出会った日について。1996年9月、「ACE CAFE REUNION」のために渡英した私はラッキーなことに「ACE CAFE LONDON」のオーナー、マーク・ウィルスモアのバイクに乗って、彼らが毎週木曜日に集まるパブに連れて行ってもらいました。


イスリントン地区にあるESSEX ROADのTHE QUEEN'S HEAD
Motorcycles & Leathers!






今やアーティストとして大活躍しているCONRAD LEACHのトライアンフ

このマークのトライアンフに乗せてもらいました。

9月でも夜になると冷え込むのでしっかりブーツにシーブートソックス

MEAN FUCKERSのリーダー、CAPTAIN JAKE




「L」は「Learners(練習中)」ですが、125cc以下のバイクには「L」プレートを付けなくてはなりませぬ。

MATTのBSAはとてもイカツイ


振り向き女性ロッカーの写真で有名なKAREN。現在はカナダに在住。

この後はSOHOにあるBAR ITALIAに移動で、続きは次回。

Monday 27 October 2014

C15 Coming Home! シイ子帰宅 (Part 3)

さてさて、無くなったボルトの代わりを探しに近所のホームセンターとカー用品店に行ってみました。するとさすがエゲレス、売られてはならないだろう商品が店頭に!
 

ボルトとナットの大きさが明らかに違います。っていうか工場で出荷される前から店頭に並ぶまで誰もこのことに気が付かなかったのか…。さすが適当。この分だと気が付かないで買っちゃうお客さんがいてもおかしくない。

私はちゃんとサイズが合ってるボルトとナットを購入して家に帰り、さっそく取り付け。これで明日は乗れるかな…。

次の日の朝、気を取り直してバイクで仕事へ出発。いつもはいきなりノースサーキュラーに一瞬乗りますが、高速並みの道路(ノースサーキュラーは高速道路ではありません)を走るのはデンジャラスなので、ローカルな道で行くことに。

家を出て1.5km地点で信号待ちをしていると、なんだかガタガタと音が。何だろうと思って見ると、BSAの右側のエンブレムが振動で揺れています。あ、と思っていると信号が青になってしまったので走り出したらエンブレムが見事に落ちました。道路のど真ん中にバイクを止めて慌てて拾いに。あああ…。とりあえずポケットに入れて再び走り出しました。

さらに1kmくらい走ったところでエンジン音が変なリズムになってきました。あら、なんだかヤバイ…と思っているとまたまた信号待ち。回転が遅くなってきたのでアクセルを開けてみたけど、ついに止まってしまいました。ガーン。

とりあえず広々としたところまでバイクを押してって、まずはバッテリーがあるかチェック。ライトのスイッチをオンにしてもライトが点かない。ええ~バッテリー上がり。まさか!

いや、バッテリー充電したばっかで2キロくらいしか走ってないのにバッテリーが上がるわけない!線が外れているような気がする!!と思い、またコイン(50Pがお財布に入ってなかったので今回は20P)を使ってサイドカバーを外してみた。

するとやっぱりバッテリーの線がひとつ外れてました。線を戻してライトを付けてみるとバッチシ点灯します。そしてエンジンをかけてみたらかかった!イエイッ!!

が、しかし エンジンを掛けたついでにいろいろ見ていると、テールランプがすごい揺れ。ネジが緩んだか…と思ったら表のネジではなくて非常に面倒くさい内側のネジだった!その場では直せないので、とりあえずテープでぐるぐる巻きに。

テープぐるぐる巻きの図


もうひとつ非常に気になったのはエンジンが異常に揺れていること。エンジンから出ているマフラーは揺れていないのに、なぜかエンジンに揺れが。 こここ怖いっ!!

エンジンはかかっても、こんなんで仕事に行けない!!というわけで家に戻って車に乗り換えて仕事に向かうことに。1時間遅刻しました。